重度訪問介護

重度訪問介護とは、以下の障害により常に介護を必要とされる方に対して、ホームヘルパーが自宅に訪問し、生活全般の支援をおこなうことで在宅での生活を支援します。

比較的長時間の支援が可能で、 日常生活に生じる、さまざまな介護の事態に対応するための「見守り」もサービスとして提供できることが特徴です。

  • 重度の肢体不自由者
  • 重度の知的障害
  • 重度の精神障害

対象者

重度訪問介護には、以下の要件を満たす必要があります。

  • 障害支援区分4以上
  • 二肢以上に麻痺等がある
  • 障害支援区分の認定調査項目のうち「歩行」、「移乗」、「排尿」、「排便」のいずれもが「支援が不要」以外に認定されている
  • 障害支援区分の認定調査項目のうち行動関連項目等(12項目)の合計点数が10点以上である

サービス内容

身体介護

■ 入浴、排せつ、食事などの介護
■喀痰吸引、経管栄養などの医療的ケアおよび準備・片づけ
※専門的な研修を修了する必要があるため、サービス開始までに1ヶ月から2ヶ月程度の時間を要します。

家事援助

■ 食事の準備や片づけ、洗濯、掃除などの家事
■生活必需品の買い物

移動介助

■ 外出時における移動中の介護
※通院での診察中や、理美容店での散髪中はサービスに含まれない。

その他

■ その他生活全般にわたる援助
※ 日常生活に生じる様々な介護の事態に対応するための「見守り」の支援を含む。